長時間PC作業で「目の奥がじんわり痛む」「夜眠りにくい」――これにはモニターのブルーライトが影響している可能性があります。ブルーライトカットメガネは、装着するだけで青色光を一定割合カットして眼精疲労を軽減できる手軽な対策。本記事は「度なし」「2千円台中心」「JIS規格適合か HEV高カット率」を条件に厳選した3本。
度なしブルーライトカットPCメガネ 3本
編集部スコア
※価格・主要スペック・長所/短所をもとに編集部が5段階で算出。実際の使用感は環境・用途により異なります。
| 商品 | 性能 | 使いやすさ | コスパ | 総合 |
|---|---|---|---|---|
| mujina ブルーライトカット PCメガネ(度なし・JIS規格適合・国内検査機 | 4.1 | 4.0 | 4.1 | ★4.1 |
| AIYUJIWU 伊達メガネ PCメガネ(度なし・男女兼用・軽量・おしゃれデザイ | 4.1 | 4.0 | 3.7 | ★4.0 |
| Siottw 最新改良 ブルーライトカット メガネ(度なし・HEV98%カット・ | 4.1 | 4.0 | 4.6 | ★4.3 |
実勢価格:2,000円台(2026年8月時点)
「JIS規格適合+国内検査機関試験済み」が決め手。安価なブルーライトカットメガネは「カット率の表記が曖昧」なものが多い中、mujinaは検査根拠付き。TR90フレームで超軽量、長時間装着でも鼻に跡が残らない。
- JIS規格適合+国内検査機関試験済みでカット率の根拠が明確
- TR90超軽量フレーム、長時間装着でも疲れにくい
- ウェリントン型で多くの顔型に合う、男女兼用
- レンズに薄い黄色みがある、写真や色作業との相性は注意
- 付属ケースは簡易品、きれいに保管したい人は別売り推奨
実勢価格:1,000円台(2026年8月時点)
★4.4の高評価+「おしゃれ」レビューが多数。Web会議で映ったときに「メガネが浮いて見えない」洗練されたデザイン。レンズの色みも控えめで、デザイン作業との相性も悪くない。在宅とオフィスを行き来する人がカジュアルに使える。
- ★4.4でレビュー満足度が高く、デザイン評価が突出
- レンズ色みが控えめ、Web会議で違和感なし
- 男女兼用で家族・夫婦で使い回せる
- JIS規格表記が確認できない、カット率の根拠面はmujinaに譲る
- ややフレームが太め、薄い顔型の人は浮く可能性あり
実勢価格:1,000円台(2026年8月時点)
HEV(高エネルギー可視光線)98%カットの最高クラス。一般的なブルーライトカット率(25〜40%程度)を大きく超え、目への負担を最小化したい人向け。眼科検査済みで安心感もある。価格も1,700円台と良心的で、コスパとカット率を両立。
- HEV98%カットと圧倒的に高いカット率、眼疲労に効果を実感しやすい
- 眼科検査済み、根拠ベースの選択ができる
- 1,700円台と価格も控えめ、初購入のハードルが低い
- カット率が高い分レンズ色みは目立つ、屋外サングラス兼用には不向き
- レビュー数が増えてくれば★5.0も収束するので、現状の評価を過信しない
3製品の比較表(価格でひと目で選ぶ)
今回ご紹介する3製品を、製品名・実勢価格・価格帯での位置づけで一覧にしました。まず全体像をつかんでから、各製品の詳細や選び方を読むと迷いません(価格は変動するため目安です)。
| 製品 | 実勢価格 | こんな人向け |
|---|---|---|
| No.1 mujina ブルーライトカット PCメガネ(度なし・JIS規格適合・国内検査機関試験済み・TR90フレーム超軽量・ウェリントン型) | 2,000円台 | 価格と機能のバランス重視 |
| No.2 AIYUJIWU 伊達メガネ PCメガネ(度なし・男女兼用・軽量・おしゃれデザイン) | 1,000円台 | 最上位・機能/品質を重視する人向け |
| No.3 Siottw 最新改良 ブルーライトカット メガネ(度なし・HEV98%カット・UV紫外線カット・軽量・眼科検査済み) | 1,000円台 | 最安・まず試したい人向け |
口コミで評価が割れる「カット率」表記の落とし穴
ブルーライトカットメガネのレビューが星5と星2に割れる最大の理由は、「カット率」という数字の曖昧さです。買う前に知っておくべきことを3つにまとめます。
- カット率は測定する波長域で数字が変わる。「カット率40%」と書かれていても、どの波長域で測ったかはメーカーごとに異なり、統一基準がありません。JIS規格に基づく表記(mujinaのような)があるか、測定条件が明記されているかが信頼性の目安になります。数字の大きさだけで比較するのは危険です。
- カット率が高いほどレンズは黄色くなる。ブルーライトを多く遮るレンズは必然的に黄色みを帯び、画面や資料の色が変わって見えます。デザイン・写真・動画編集など色を扱う仕事の人は、カット率控えめの透明レンズタイプを選ぶか、作業内容で掛け替える運用が現実的です。
- 眼精疲労の原因はブルーライトだけではない。画面との距離・部屋の明るさ・まばたきの減少も大きな要因です。メガネはあくまで対策の一つで、「掛けたのに疲れが取れない」という口コミの背景には環境要因が残っているケースが多くあります。モニターの輝度を部屋に合わせる・1時間ごとに遠くを見る、と組み合わせて初めて効果を実感できます。
表記の根拠・色味の変化・環境要因との合わせ技。この3点を理解して選べば、数千円のPCメガネは在宅ワークの目の負担をしっかり軽くしてくれます。
まとめ:3つの選び方
「JIS規格適合」表示が保証していること・していないこと
この価格帯で判断が割れるのは、パッケージに並ぶ「JIS規格適合」と「カット率○%」という2つの表示が、まったく別のものを指しているからです。眼鏡レンズの透過率を定めるJIS T 7333:2018(屈折補正用眼鏡レンズの透過率の仕様及び試験方法)は、規格本文で視感透過率のカテゴリ分類と太陽UV-A/UV-B透過率の上限を要求事項として定めています。一方、青色光については附属書E(参考)に「青色光ハザード関数B(λ)」による青色光透過率の定義を置くにとどまり、同附属書は「この規格には,この点に関する明細を含んでいない」と明記しています。つまり「JIS規格適合」は主に紫外線側と視感透過率側の適合を意味する表示で、ブルーライトカット率の数値を保証するものではありません。
波長域の定義も押さえておく価値があります。日本眼科学会・日本眼科医会・日本近視学会・日本弱視斜視学会・日本小児眼科学会・日本視能訓練士協会が2021年4月14日に連名で公表した文書は、ブルーライトを「可視光線の一部(波長380〜495nm前後の青色成分)」と定義しています。この幅のどこを、単純平均で測るのかB(λ)で重み付けして測るのかで数字は動くため、測定条件の書かれていない「○%」をメーカーをまたいで比較することはできません。
| パッケージの表示 | 根拠となる条文 | 読み取れること | 読み取れないこと |
|---|---|---|---|
| JIS規格適合 | JIS T 7333 表2ほか本文 | 視感透過率カテゴリと太陽UV透過率の要求への適合 | ブルーライトカット率(附属書Eは参考扱い) |
| ブルーライトカット○% | 規格本文に統一の測定条件なし | 各社が自社条件で測った値 | 他社製品との優劣 |
| 視感透過率○% | JIS T 7333 6.3.4 | 75%未満のレンズは薄暮・夜間の路上使用および運転に使用してはならない | 眼精疲労への効果 |
| UVカット | JIS T 7333 表2 | 太陽UV-A/UV-B透過率の上限への適合 | 青色光の減衰量 |
効果そのものについて、当サイトは判断を保留します。前掲の連名文書は、体内時計との関係について「夕方以降にブルーライトをカットすることには、一定の効果が見込まれる可能性はあります」とする一方で、「最新の米国一流科学誌に掲載されたランダム化比較試験では、ブルーライトカット眼鏡には眼精疲労を軽減する効果が全くないと報告されています」とも記載しています(同文書は小児の装用に対する慎重意見として公表されたものです)。カット率の数字と体感が比例する前提で予算を上げないことが、この価格帯での実務的な安全策です。
買う前に自宅で確認する手順
- 表示に測定条件が併記されているかを見る。「380〜500nm」のような波長域や測定方法の記載がない「○%」は、他社製品と並べて比較しない。同じ土俵に乗っていません。
- 視感透過率(τV)の記載を探す。記載があって75%未満なら、JIS T 7333の規定上そのレンズは薄暮・夜間の運転に使えません。夜に運転する習慣があるなら、日中用と分けるか、濃いレンズを避けます。
- 白い紙をスマホで2枚撮る。レンズ越しと素通しを並べ、白の転び方を見る。Web会議で顔色が変わる/色を扱う作業に支障が出るかは、この1枚で判断できます。
- 使う時間帯を先に決め、無料の手段と切り分ける。OSのナイトモードやダークモードを2週間先に試し、それでも足りない時間帯にだけメガネを充てる。連名文書も、就寝前のデジタル機器の使用を控えることとナイトモードの活用に言及しています。
CONCLUSION
迷ったらmujina(1,000円台)。
用途で選ぶならこの3択。
① 「規格・検査根拠を重視」 → mujina(1,000円台)
② 「Web会議でも見た目重視」 → AIYUJIWU(1,000円台)
③ 「目疲れに本気で効かせたい」 → Siottw HEV98%(1,000円台)
NEXT STEP
PC作業の眼精疲労対策をさらに進めるなら、モニターライトと組み合わせるのが効果的です。
よくある質問(FAQ)
Q. 失敗しない選び方は?
A. 用途・サイズ・評価の3軸で絞り込むのが基本。詳しくは記事内の「選定の3軸」を参照してください。
Q. 結局どれが一番おすすめ?
A. 本記事のNo.1が編集部の総合推奨。用途別の代替案はNo.2・No.3で紹介しています。
Q. 予算の目安は?
A. 商品ジャンル次第ですが、安すぎる商品は耐久・サポートに難ありの場合が多いです。本記事の価格帯を参照。
Q. Amazon・楽天・Yahoo!どこで買うのが安い?
A. 価格差は小さい場合が多いです。各社のポイント還元・キャンペーンで実質価格を比較してください。
Q. 何年使える?保証期間は?
A. メーカー保証は1-2年が一般的。実使用は3-5年が目安です。
価格について:記載の価格帯はAmazonの実勢価格をもとにした目安です。セールや在庫状況により変動するため、購入前に必ずリンク先で最新価格をご確認ください。






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