リファのシャワーヘッドは「U」と「U+(ユープラス)」が併売されていて、公式価格は3万円と3万5千円。差は5,000円です。
ところが公式ページはどちらも「4つの水流」「ウルトラファインバブル」と同じ説明が並び、5,000円で何が増えるのかが読み取れません。
この記事では、ReFa公式サイトがU と U+ を同じ仕様表に並べて載せているのを1項目ずつ突き合わせ、さらにAmazonのユーザーレビュー(U 897件・U+ 120件)を読んで、「差は3つだけ」「そのうち5,000円ぶんの価値があるのは1つ」「しかも公式が出している泡の実測値は U のほうが多い」という結論に至った根拠を並べます。
数値はすべてメーカー公表値かAmazon掲載値で、公表がない項目はその旨を書いています。
リファ ファインバブル U の基本スペック(メーカー公表値)
| 項目 | ReFa FINE BUBBLE U |
| 水流モード | 4種(ポイントジェット/ストレート/ピュアストレート/ミスト)。スライドレバーで切り替え |
| 泡 | ウルトラファインバブル+マイクロバブル。ファインバブル産業会(FBIA)によりISO規格に基づく認証を受けた製品 |
| 節水率 | 最大約49%(最大約65%はミストモードで止水機能を使ったとき=止水ボタンのある U+ の数値) |
| 重量 | 約300g |
| サイズ | 約H241×W96×D134mm |
| ホース接続ねじ | G1/2 |
| 付属品 | K(KVK用)アダプター、M(MYM用)アダプター、外装リング、ゴムパッキン(細)、オープナー、取扱説明書、保証書 |
| 取り付け | 工具不要 |
| カラー・品番 | 3色(ホワイト RS-BH-02A/ブラック RS-BH-03A/シルバー RS-BH-15A) |
| 止水ボタン | なし |
| カートリッジ | なし(塩素除去機能は搭載しない。塩素を抜きたい場合はカートリッジ式の別シリーズが対象) |
| 公式価格 | ¥30,000(税込) |
※ReFa公式サイト「リファファインバブル U+」製品ページの商品スペック欄より(2026年9月時点)。同ページに U と U+ の仕様が併記されています。
※Amazonでの販売元は「【公式ストア】株式会社MTG BEAUTY」、出荷元はAmazon.co.jpでした(2026年9月時点・掲載価格 3万円台・在庫あり)。評価は★4.5/897件。並行輸入品の出品も混在するので、カートに入れる前に販売元が公式ストアかどうかを確認してください。
U+(ユープラス)との違いは3つ|5,000円で買えるのは止水ボタン
ReFa公式は U と U+ を同じ製品ページの同じ仕様表に並べて載せています。1行ずつ突き合わせると、違いは次の3行だけでした。
| 項目 | U | U+ |
| ①一時止水ボタン | なし | あり(手元でワンタッチ止水) |
| ②重量 | 約300g | 約320g(+20g) |
| ③カラー | 3色(RS-BH-**) | 8色(RS-DE-**) |
| 水流モード | 4種(ポイントジェット/ストレート/ピュアストレート/ミスト)=同じ | |
| サイズ | 約H241×W96×D134mm=同じ | |
| ホース接続ねじ | G1/2=同じ | |
| 付属品 | K/Mアダプター・外装リング・ゴムパッキン(細)・オープナー・取説・保証書=同じ | |
| 節水率 | 最大約49% | 最大約49%(ミストモードで止水機能使用時は最大約65%) |
| 公式価格(税込) | ¥30,000 | ¥35,000 |
| Amazon掲載価格 | 3万円台 | 3万8千円台 |
| Amazon評価 | ★4.5(897件) | ★4.3(120件) |
※ReFa公式サイトの商品スペック欄とAmazon掲載価格(いずれも2026年9月時点)より。材質の記載も一部異なりますが(U+はパッキンにシリコーンゴム、Uはニトリルゴム・エチレンプロピレンゴム)、使い勝手に効く差ではありません。
ここは見落としやすい:U+ はAmazonのほうが公式より高い
- U=公式¥30,000/Amazon掲載も3万円台でほぼ同じ
- U+=公式¥35,000/Amazon掲載は3万8千円台=約3,000円高い(ショッパーセットなど付属の違いがある場合があります)
- つまりU+を選ぶなら、Amazonのカートに入れる前に公式価格と見比べる価値があります。UとU+の実売差は5,000円ではなく8,000円近くになることがあるということです
ミラブルやMYTREXも含めて他社と横並びで見たい場合は高級シャワーヘッド おすすめ3選で価格帯ごとに整理しています。
そのうえで、+5,000円(実売では最大+8,000円)を払う判断はこうなります。
U+ を選ぶ理由になるのは1つだけ
- 払う価値あり:シャワーをこまめに止める習慣がある人。公式の「最大約65%節水」は止水機能を使った数値なので、節水目的なら止水ボタンは本体です
- 払う価値あり:子どもやペットと一緒に入る人。手元で止められる安全性は代替手段がありません
- 払う価値なし:カラーが3色で足りる人。②の20gは体感差になりません
- 払う価値なし:泡の量を上げたい人。次のセクションのとおり、公式の測定値はむしろ U のほうが多い
公式が載せている泡の実測値は、U のほうが多い
ここが他の比較記事ではまず触れられていない点です。ReFa公式は、FBIA指定試験機関での測定結果を U と U+ の両方について製品ページの注記に載せています。並べるとこうなります。
| 測定項目 | U | U+ |
| ウルトラファインバブル 個数(ミストモード・平均) | 約1,400万個 | 約1,000万個 |
| 同 最大 | 約2,500万個 | 約2,600万個 |
| 同 平均気泡径 | 約0.098μm | 約0.12μm |
| マイクロバブル 個数(ストレートモード・平均) | 約5,000個 | 約2,600個 |
| 同 最大 | 約5,700個 | 約3,200個 |
| 測定時期 | 2024年1月 | 2025年9月 |
いずれも水流1mLあたり(水温40℃±1℃・ホース流量9L/分)の値で、ウルトラファインバブルはNanoSight NS300で7回、マイクロバブルはSALD-7500で25回の測定です。
ただし、これをもって「U のほうが高性能」と言い切るのはフェアではありません。測定時期が2024年1月と2025年9月で1年半以上離れており、使った水(超純水・水道水)は同じでも、水質や気温は公式自身が「変動します」と注記しています。ロットも試験環境も別と考えるべきです。
言えるのは次の1点だけで、そしてこれが購入判断には十分です。「U+ のほうが泡が多い/細かい」とはメーカーは主張していない。U+ の訴求は一貫して止水ボタンと節水であって、バブル性能の向上ではありません。
泡の量を目当てに5,000円上乗せするのは、公式の数値に照らして根拠がないということです。
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正直に書く注意点5つ
Amazonの低評価レビューは、UとU+で驚くほど同じ内容に集中していました。ファインバブルの原理から来る構造的なものが多いので、買う前に知っておく価値があります。
1. ストレートモードの水圧は明確に落ちる。これが不満の最多数です。あるレビューはバケツで実測して「ホース直出し13L/min、純正ヘッド10L/min、ReFaのストレート9L/min」と報告しています。対応策:これは欠陥ではなく節水(最大約49%)の裏返しなので、直せません。
同じレビューが「ピュアストレートは純正より勢いが良いが吐水面積が狭い」とも書いており、体を流すのはピュアストレート、浴室掃除はポイントジェット、ストレートは使わないという割り切りが現実解です。シャワースタンドに固定して浴びると評価が上がる、という声も複数ありました。
2. ミストは温度が下がる。「設定温度より冷たい湯が出る」「冬場は設定温度をかなり上げている」「寒くて使いこなせず返品した」というレビューが並びます。
細かい霧にするほど空気に触れて冷めるので、これも構造上の性質です。対応策:冬にミストを使うなら給湯温度を上げる前提で考える。浴室暖房がない家では、ミスト目当ての購入はおすすめしません。
3. 水を止めても残り水がしばらく落ちる。ヘッド内部に水が残るためで、U でも U+ でも報告されています。対応策:止めた直後に足元へ垂れることを前提に、フックへ戻す向きを決めておくと気になりません。
4. 目詰まりする。「めちゃくちゃ良いが、すぐ詰まった。定期的に詰まりの掃除が必要」というレビューがあります。付属のオープナーはこの清掃のためのものです。対応策:取扱説明書の手順で定期清掃する。水質が硬めの地域ほど頻度は上がります。
5. 約300gは手持ちだと重い。「ヘッドが重く、手で持って使うと疲れる」という声。U+ は約320gでさらに20g増えます。対応策:スタンドに固定して浴びる使い方に寄せると、1と5が同時に解決します。
そしてU+ 固有の注意点がひとつ。止水ボタンについて「5月に購入し8月時点で、押していてもチョロチョロ水が出る」という劣化報告と、「止水ボタンは前側にあったほうが押しやすい」という配置への不満があります。
+5,000円の唯一の理由がその止水ボタンである以上、ここは知ったうえで選ぶべきです。
こんな人におすすめ/おすすめしない
| おすすめ | おすすめしない |
| ファインバブルを3万円で試したい人(止水ボタン以外はU+と同じ) | 今の水圧に満足していて、勢いを落としたくない人 |
| シャワースタンドに固定して浴びる習慣の人(重さと水圧の不満が両方消える) | 手持ちで強い水流を浴びたい人(約300gは軽くない) |
| 浴室掃除にも使いたい人(ポイントジェットの評価が高い) | 浴室暖房がなく、冬もミストを主役に使いたい人 |
| カラーが白・黒・銀で足りる人 | ピンクやブルーなど8色から選びたい人(U+の領域) |
| 取り付けを自分でやりたい人(工具不要・K/Mアダプター同梱) | 塩素除去が目的の人(Uにカートリッジはない) |
よくある質問
Q. U と U+、結局どちらを買うべきですか?
手元でこまめに湯を止める習慣があるなら U+、ないなら U です。公式仕様上の差は止水ボタン・重量20g・カラー数の3つだけで、水流も泡の訴求も同じ。
公式価格差は5,000円ですが、Amazon掲載価格で比べると8,000円近く開くことがあるので、U+ を選ぶときは公式価格と見比べてください。
Q. U+ のほうが泡は多いのですか?
メーカーはそうは言っていません。公式が載せているFBIA指定試験機関の測定値では、ミストモードのウルトラファインバブル個数(平均)もストレートモードのマイクロバブル個数も U のほうが多い数字です。
ただし測定時期が2024年1月と2025年9月で離れており、単純比較はできません。少なくとも「泡が増えるから U+」という選び方には公式の裏付けがないとは言えます。
Q. 賃貸でも取り付けられますか?
工具不要で交換でき、K(KVK用)とM(MYM用)のアダプターが同梱されています。ホース接続ねじはG1/2です。
取り外した純正ヘッドを保管しておけば退去時に戻せます。ただし特殊形状の一体型シャワーには付かないことがあるので、事前にご自宅のホース側のねじを確認してください。
Q. 塩素は除去できますか?
できません。U にカートリッジはなく、塩素除去はカートリッジ式の別シリーズの機能です。塩素が主目的なら塩素除去シャワーヘッド おすすめ5選のほうが選択肢が合います。
Q. 水道代はどのくらい下がりますか?
公式の節水率は最大約49%(U+の止水機能使用時は最大約65%)です。実際の削減額は世帯人数・シャワー時間・地域の単価で変わるので、節水シャワーヘッド 厳選3選で試算の手順を用意しています。
まとめ|差は3つ。5,000円の理由になるのは止水ボタンだけ
ReFa FINE BUBBLE U は、U+ から止水ボタンとカラー5色を引いて20g軽くしただけの、実質同じシャワーヘッドです。
水流4モード・サイズ・接続ねじ・付属品はすべて共通で、公式が出している泡の測定値にいたっては U のほうが多い数字が載っています。
買う前に確認するのは2点。①販売元が公式ストア(株式会社MTG BEAUTY)かどうか。②自宅の水圧。
ストレートモードの水圧低下と、ミストの温度低下は構造由来で直せないので、もともと水圧が弱い家では満足度が下がります。この2点さえ押さえれば、3万円でファインバブルを常用できる、選びやすい1台です。
買う前に、3ショップの価格を並べて確認
CONCLUSION
U と U+ の差は止水ボタン・20g・カラー数の3つ。泡は増えない。
こまめに湯を止める人だけが U+ を選べばよく、それ以外は3万円の U で機能は足ります。他社と横並びで見たい場合は高級シャワーヘッド3選へ、湯船まで含めた入浴の組み立ては在宅ワーカーのお風呂時短術へどうぞ。買う前に自宅の水圧だけは確認してください。
価格について:記載の価格帯はAmazonの実勢価格をもとにした目安です。セールや在庫状況により変動するため、購入前に必ずリンク先で最新価格をご確認ください。




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