Aer(エアー)のリュックは、Day Pack・City Pack・City Pack Pro・Tech Pack・Pro Pack と名前が似ていて、販売ページを行き来しても違いが頭に入りません。
この記事では、Aer公式ストア(shop.aerjapan.jp)に掲載されている実数値を1枚の表にまとめ、容量・重量・奥行き・価格で並べ直します(2026年9月19日確認)。
筆者はこれらの製品を所有しておらず、数値と特徴はすべて公式の記載にもとづきます。
早見表|16インチPCが入るAerのリュック10モデル
| モデル | 容量 | 重量 | 1Lあたり | 外寸(cm) | 公式価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Slim Pack 2 | 12 L | 約825 g | 約69 g | 45 × 30.5 × 8 | 26,400円 |
| Pro Pack Slim | 12.5 L | 約820 g | 約66 g | 43 × 30.5 × 10 | 31,900円 |
| Day Pack 3 | 14 L | 1,270 g | 約91 g | 44 × 30 × 14 | 34,100円 |
| City Pack 2 | 16 L | 1,120 g | 70 g | 46 × 30 × 14 | 31,900円 |
| Tech Pack 3 | 16 L | 1,450 g | 約91 g | 46 × 31 × 18 | 46,200円 |
| Go Pack 2 | 20 L | 590 g | 約30 g | 43 × 28 × 14 | 20,900円 |
| Pro Pack 20L | 20 L | 約1,090 g | 約55 g | 46 × 30.5 × 15 | 40,700円 |
| City Pack Pro 2 20L | 20 L | 1,230 g | 約62 g | 44.5 × 30.5 × 18 | 39,600円 |
| City Pack Pro 2 24L | 24 L | 1,300 g | 約54 g | 46 × 31.5 × 18 | 44,000円 |
| Pro Pack 24L | 24 L | 約1,270 g | 約53 g | 47 × 31.5 × 19 | 45,100円 |
※いずれも通常素材(X-Pac・Ultra版を除く)の公式値。対応PCは全モデル16インチまで。確認時点で Pro Pack 20L と Pro Pack Slim は公式ストアで在庫切れでした。旅行向けの Travel Pack 4(28L・35L)やジム向けの Fit Pack 3 などは、用途が違うためこの表から外しています。
表から読めること3つ
① 容量が小さいほど軽い、とは限らない
いちばん重いのは24Lではなく、16Lの Tech Pack 3(1,450g)です。14Lの Day Pack 3 も1,270gあり、20Lの City Pack Pro 2(1,230g)より重い。
この2本に共通するのは、公式の特徴欄にある「高い自立性」です。床に置いても形を保って立つ骨格のぶんが、重量に出ています。「小さいほうが軽いはず」と考えて選ぶと、ここで期待とずれます。
② 奥行きは8cmから19cmまである
電車で前に抱えたときの邪魔さを決めるのは、容量ではなく奥行きです。Slim Pack 2 は8cm、Pro Pack Slim は10cmで、PCと書類だけの日なら最も身軽。
Day Pack 3・City Pack 2・Go Pack 2 が14cm、City Pack Pro 2 と Tech Pack 3 が18cm。
弁当箱や上着を入れるなら18cm級、入れないなら14cm以下が目安です。容量の考え方はリュックのリットル目安ガイドにまとめています。
③ Go Pack 2 だけ素材の系統が違う
Go Pack 2 は20Lで590g、1Lあたり約30gと飛び抜けて軽い。理由は素材で、他のモデルが1680Dバリスティックナイロンや840Dリサイクルナイロンなのに対し、Go Pack 2 は210Dのコーデュラナイロンです。
公式の説明も「旅先や都市での観光を一日中楽しめるようデザインされた軽量バッグ」で、フラットに折り畳める構造。毎日16インチPCを入れて通勤する用途より、旅行のサブバッグに寄った設計と読むのが妥当です。
用途別の選び方
毎日の通勤(PC+小物)
City Pack 2が基準になります。16L・1,120g・奥行14cmで、3色から選べて3万円台前半。尖った特徴がないぶん、外しにくい。→ Aer City Pack 2 レビュー
通勤と1〜2泊の出張を1つで
City Pack Pro 2の20Lか24L。奥行18cmで、クラムシェル式に大きく開きます。20Lと24Lの差は別記事で公式値を並べました。
→ City Pack Pro 2 20L・24L比較/素材違いはUltra・X-Pac・無印の違い
会議室やカフェで足元に立てて置きたい
Day Pack 3(14L)か、同じ設計思想で奥行18cmの Tech Pack 3(16L)。どちらも自立性と、前面の840Dコーティングファブリックが特徴です。
重さは受け入れる前提になります。→ Aer Day Pack 3 レビュー/Aer Tech Pack 3 レビュー
PCと書類だけ。とにかく薄く
Slim Pack 2(奥行8cm・約825g)。公式は「スリムなデザインで悪天候に対応可能、仕事や通勤に最適」と説明しています。
14インチ以下のPCなら、リュックをやめてスリングにする手もあります。→ Aer Tech Sling 3 レビュー(9L・590g)
背負い心地を優先したい
Pro Pack(20L・24L)。公式は「曲線のある背面パネルとストラップ」と、マグネットファスナー付きのスターナムストラップ(胸のベルト)を特徴に挙げています。
素材は840Dのリサイクルナイロンで、24Lでも約1,270gと City Pack Pro 2 24L より軽い。
主要3モデルの最新価格・在庫を確認する
※Amazonでは同じモデルでも販売元によって価格・在庫・保証の扱いが変わります。購入ボタンの下の「販売元」を確認してください。
X-Pac・Ultra版はどう考えるか
多くのモデルに、本体生地を変えた X-Pac 版と Ultra 版があります。容量・外寸・ポケット構成は変わらず、変わるのは重量と価格と色(ほぼBlackのみ)です。
公式値で見ると、軽くなる量は50〜150g程度、価格差は5,500〜15,400円。
たとえば City Pack 2 は通常1,120g→X-Pac 1,035g→Ultra 970g、City Pack Pro 2 20L は1,230g→1,165g→1,110gです。
1g軽くするのに60〜130円ほど払う計算なので、軽さ目的なら割高。選ぶ理由は、雨に強い生地と見た目の好みになります。
選ぶ前の注意点3つ
① Aerはどれも「軽いリュック」ではない
Go Pack 2 を除けば、12Lクラスでも800g台、主力は1.1〜1.5kgです。1680Dバリスティックナイロンの耐久性と形の保持が価値なので、軽さを最優先するなら他ブランドも含めて比べたほうがいい。→ PCが入る黒リュック6選
② 色は実質「黒か、3色か」
Navy・Olive があるのは City Pack 2 と City Pack Pro 2 の通常素材。
Day Pack 3・Tech Pack 3・Slim Pack 2・Pro Pack 24L は Black のみです(確認時点)。
③ 公式ストアの在庫とAmazonの在庫は別
公式で在庫切れのモデルがAmazonの専門店に残っていたり、その逆もあります。Amazonで買う場合は販売元を、公式で買う場合は再入荷の案内を確認してください。
このページは日常使いのモデルが中心です。2〜3泊の旅行用なら Travel Pack 4(28L/35L)の違い をどうぞ。
Aer以外で同じ予算帯の候補3つ|重さで比べる
Aer の16インチ対応リュックは、City Pack Pro 2 が1,230g(20L)/1,300g(24L)、Tech Pack 3 が1,450g。「もう少し軽いほうがいい」「Amazon で価格が動くモデルも見ておきたい」という人向けに、当サイトで公式値を照合済みの3モデルを挙げておく。いずれも販売元は Amazon.co.jp かブランド直営(2026年10月9日確認)。
① Bellroy Transit Workpack Pro 22L:1kg・510×340×140mm・公式価格38,300円。City Pack Pro 2 20L より約230g軽く、厚みは14cmに収まる。
Transit Workpack Pro のレビューを読む Transit Workpack Pro 22L をAmazonで見る
② グレゴリー ルーヌ28:28L・0.989kg・公式価格33,000円。City Pack Pro 2 24L より4L大きく、約300g軽い。PCスリーブは外側からアクセスする作り。
ルーヌ28 のレビューを読む ルーヌ28 をAmazonで見る
③ ノースフェイス シャトルデイパック(NM62615):28L・約950g・公式価格31,900円。対応PCは公式表記で15インチまでなので、16インチを持ち歩く人は対象外。
シャトルデイパックのレビューを読む シャトルデイパックをAmazonで見る
価格は日々動くので、セール期間中はセール前の価格メモと見比べてから決めるとよい。
よくある質問
Q1. Aerのリュックでいちばん軽いのは?
16インチPC対応の中では Go Pack 2(590g)です。ただし210Dナイロンの軽量バッグで、他モデルとは設計が違います。
通勤向けの作りの中では、Pro Pack Slim(約820g)と Slim Pack 2(約825g)が最軽量クラスです。
Q2. City Pack 2 と City Pack Pro 2 の違いは?
容量(16L対20L・24L)と奥行き(14cm対18cm)です。詳しくはCity Pack 2 のレビューで数値を並べています。
Q3. Day Pack 3 と Tech Pack 3 の違いは?
どちらも自立性が特徴の Tech Collection で、Tech Pack 3 のほうが奥行きが4cm厚い18cm、重量は180g重い1,450g、価格は12,100円高い46,200円です。
公式は Tech Pack 3 に「広々としたメインコンパートメント」と「耐水性のあるラップトップコンパートメントジッパー」を挙げています。
Aer 以外の比較候補として定番の Able Carry Daily Plus との違いは、City Pack Pro 2 と Daily Plus の比較にまとめています。
CONCLUSION
名前ではなく「奥行きと重さ」で選ぶ
Aerのリュックは名前で覚えようとすると混乱します。見るべきは奥行き(8〜19cm)と重量(590g〜1,450g)の2つ。通勤専用なら奥行14cmの City Pack 2、出張兼用なら18cmの City Pack Pro 2、自立を取るなら Day Pack 3。ここまで決まれば、あとは各レビューで注意点を確認するだけです。



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